体と心②

日常生活が忙しいながらも充実していると


なかなか幸せは?とか人生は?とか


そんな疑問をもつ隙間はありません。


宗教や哲学について考えるときは、意図的に


忙しい日常生活から離れなければいけません。


ただ、宗教が修行者のためだけのものになってしまっては


悟ったとしても考えを理解してもらうことができず、


世のため人のためになることはなく、


自己満足となってしまうでしょう。


適度な距離を保つことで宗教が世間一般にも


作用してくると思うのです。


ただ、今の日本ではそれぞれが独立しているような感じです。


単なる行事の1つという認識で、


葬式や法事の時に形式的に関わる程度で、


日々熱心にお経を唱えたりする人はごく少数だと思います。


もちろん、それがダメなわけではありません。


何を信じても自由なのですから、何も信じなくても構いませんし、


信じていたとしても何かをしなければならないということもありません。


ただ、それだと距離ができてしまいやすいということです。

宗教のよみかた

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