初期仏教
初期仏教とはお釈迦様が伝えた頃の教えのことです。
先に書いた中道や縁起についてお釈迦様が伝えた頃の時代です。
私なりの考えですが、神教に比べ仏教は哲学的で物事に対する考えは
現代でも理解しやすいのではないかと思います。
哲学についてもそれぞれ色んな考えがあると思いますが、
根本を知るというのは哲学の1つだと思います。
なぜそうなのか?その答えを突き詰めて考えていくことが哲学ではないかと思っています。
なので、仏教は他の宗教に比べ哲学的だと思うのです。
ただ、現代に至るまで多くの国や時代を介してきたため多くの解釈が存在し、
時代が経つにつれ、過去の出来事に神話性が帯びてきます。
たとえ事実であったとしてもあまりも昔すぎて幻想的に思えてしまうのです。
もちろん人に伝えるためにあえてそういう形をとった話もありますが。
なので現代の仏教についてはなかなか理解しがたいと思う部分もあります。
それには過去にそう解釈した人の考えをたどる必要があるため、
初期仏教とはやや違う哲学的な部分から神教に近い宗教らしくなっていると思います。
私は歴史も好きですし、現代を生きているのでどの時代の仏教にも興味があるのですが、
根本を知りたいという意味では、やはり初期仏教の教えを知りたいと思っています。
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