中道について③

何かに夢中になりすぎて周りに迷惑をかけていることに気づかないときに


それを教えてくれる人が大切だと前回書きました。


1人ではできないことも他の人がいればできるようになります。


もちろんそれは自分も誰かのためにしてあげることも意味します。


人間関係は大切だということが、


この中道という考え1つからも行き着きます。




宗教とは神や仏を信仰し、しきたりに従い生活を送る。


そんなイメージがありますが、


普段の生活において何気ないけど大切なことを


教えてくれているんです。


神や仏という第三者が存在することで伝わることもあるし


逆に分かりにくくなることもある。


特に日本では後者の影響が強く、宗教についていいイメージはあまりありません。


他にも理由はあると思いますが・・・。


例えば、仏教については昔から政治との関係が強く


高尚で日常生活からかけ離れた対象になっていることが挙げられます。


煩悩をコントロールするために、悟りを得るために厳しい修行に耐えた


僧はすごい存在だというふうになっています。


もちろん、そのための修行ですし人ではなく仏になることを目指しているので、


普通の人とは違う存在だということになります。


ただ、それが仏教に馴染みがない原因になってしまっていると思います。


それこそ、宗教は高貴なものでもなく低俗なものでもなく


真ん中の存在であるべきだと思います。

宗教のよみかた

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